グリ・アミール廟(Go'ri Amir) [ウズベキスタン]
グリ・アミール廟はティムール(1336~1405)と彼の息子達が眠る霊廟です
グリ・アミールとは「支配者の墓」という意味です
もともとこの場所にはティムールの孫ムハンマド・スルタンが建てたメドレセとハナカ(聖職者達の住宅)がありました
しかし、1403年のトルコ遠征で孫は戦死してしまい、彼を偲んでティムールがメドレセの隣に廟を建設しました
ティムール自身の墓は生前に生まれ故郷のシャフリサーブスに造られていましたが、
ティムールの死を秘密にしておきたかった後継者達により、この霊廟に葬られました
縦に64本の溝が掘られた美しいドームはより高く見せるために二重殻になっているそうです
戦争に出かける前にこの入れ物の中にお酒を入れ兵士に配り、何人の兵士がいるかを調べたそうです
戦争が終わった後、同じようにお酒を配り、戦死者が何人いるかを確認したということです
調理台だそうです
黒い石でできた墓石がティムールのもの(亡骸は3m下の墓室にあります)
孫のウルグベクの墓もここにあります
墓石は、もとはひとつの石からできていましたが、1740年にサマルカンドを攻めた
イランのナーディル・シャーが墓石をイランに持ち帰るときに誤って2つに割ってしまったそうです
伝説によるとその後ナーディル・シャーには不運が続き息子も死にかけたそうです
そこで墓石をサマルカンドに戻したところ、たちまち回復したということです
ドームの天井
1941年にソ連の学者達によって、ティムールの墓が開かれました
伝承どおり、ティムールの右手右足が不自由だったこと、ウルグベクが首を切られ殺された事などが確認されました
ティムールの棺の蓋の裏には「私がこの墓から出た時、最も大きな災いが起こる」というような言葉が刻まれていたそうです
墓が開かれた僅か3日後、ドイツのソ連奇襲作戦(バロバッロサ作戦)
が実行され、第二次世界大戦にソ連も巻き込まれていったのだそうです
後に畏怖を抱いたソ連によって蓋は鉛で溶接され、その後二度と開かれたことはないそうです
夕食は、住宅地の中にある
ムボロさんのお宅でウズベキスタンの家庭料理をいただきました
左側 前菜(きゅうり、トマト、香草) 杏仁(杏の種) 右側 ナンとデザートのぶどう、もも、りんご
サムサ(ポテト入り、キャベツ入り、肉とタマネギ入り) キャベツ入りの中身
ナスのトマトソース(ちょっとピリ辛でした) キャベツとにんじん、コリアンダーの入ったキムチ風の野菜
ヒヨコマメとレバー団子のスープ メインは羊肉のマントウ
デザートのメロンとすいか
いただきもの
『くいしんぼう猫』のcharikoさんにNYのお土産をいただきました
とっても素敵な包みから出てきたのはかわいいニャンコのテーブルクロス
クリスマスカードと魔女の絵がかわいいブラウニー
それと
charikoさんのママさん手作りのとっても素敵なミニバッグです
charikoさん、ママさんどうもありがとうございます~
『大阪料理教室「Kitchen noie」』のnoie先生の12月のカレンダーです
先生のアイコンにも使用されているフランスアルザス地方のクグロフです
miffyさんの旅写真日記 楽しいです。
グリ アミールの霊廟 豪華ですね。
昔は死者を丁寧に葬ったのですね。どこの外国 も立派な
棺ですね。
ムボロさんの所の家庭料理 凄く美味しそう
サムサってパンですか?
中身が沢山でフルコース 食べ切れませんね。
ホームステイなさってたのですか?
すみません質問ぜめでー
プレゼント素敵なものばかり ミニバックがいいですね。
by ふーみん (2008-12-05 20:48)
ここも細かいモザイク模様の建物ですね。
家庭料理 おいしそうなものが並んでいますね。
by kiko1578 (2008-12-05 21:14)
調理台にビックリ!!
すごいですね~。
墓石の3mも下に亡骸があるんですねぇ。
ネコちゃんのテーブルクロス、オシャレですね♪
by blume (2008-12-05 21:21)
これまた豪華なお墓ですね~。
ドーム内側の天井も、目を見張るような装飾!もーきちさんもあまりの
美しさに圧倒されているのかな??^^
でもその墓石にまつわるミステリアスなお話しを聞くと、
ティムールさんの魂はまだ生きているのでは??って思ってしまいますね。
ムボロさんのお宅、ステキな中庭があってレストランみたい。
いつも観光客を向かえていらっしゃるのですかね。
品々、ご紹介下さってありがとうございます。ママさんも喜びます~♪
メトロポリタンの内側の紙、包み方がすごく雑でしたでしょう。
よほど私がやりますって言おうかと思いましたよぅ。。
そんなところもアメリカ土産になっちゃいました(-o-;;)
by chariko (2008-12-06 01:59)
ボリュームもあって最後の
メロンとスイカも素敵なお食事です^^
by ハイマン (2008-12-06 07:58)
ドームにうっとり、ため息ばかりです(o ̄∇ ̄o)いいなぁ・・・
by ぴーすけ君 (2008-12-06 09:04)
お酒で兵士の数を確認ですか。
こういうものが残ってるんですね~。
やっぱりmiffyさんの食事写真、いいですね~。
by とり (2008-12-06 09:19)
どこもみんな美しくて♪
でも、怨念...怖いですね(^^;
by sak (2008-12-06 10:08)
すごい~お墓も見学できるんや~
家庭料理をご馳走にって、どんなツアーなん?
miffyさんの旅行は興味津々やわ~
どうやってそのご家庭を選んだのかとか・・・
ずっといいお天気やったんかな?
いつも青空が綺麗やから(* ̄。 ̄*)ウットリ
by あつこ (2008-12-06 13:09)
立派なお墓ですね~。ため息がでそう・・・^^
ドームの天井も素晴らしいモザイクですね。
家庭料理でのおもてなしも良いものですね~♪
とっても美味しそう^^
by MOCOMOCO (2008-12-06 17:16)
お墓も実に素晴らしいですね。
しかし~・・・・
「私がこの墓から出た時、最も大きな災いが起こる」
コレ怖い。。。ちょっとブルブルきちゃいました((((゜Д゜;))))
by いとちゃん (2008-12-06 19:37)
サイドバーのプニプニして~~~がぁっっ♡
クリックすると鳴くんですねーーー。ぐはははは~~~(#^。^#)
死んでもこんなに絢爛豪華なお墓に入れるっていいなぁ。
大理石の棺でしょう?
ドームの天井、中からも外からも綺麗ですね~。
6枚目の写真の塔の上の方も、細かい細工がされてるなぁ~。
ムボロさんの家の庭、素敵ですね。
お家で現地の料理ってなかなか食べる機会がないように思うし、いい体験ですよね。
charikoさんのお土産、かわいいな~~!
by Rae (2008-12-06 22:37)
こういうのは実際に見に行かないと・・・ですね
料理も味わいたいです
by 花火師 (2008-12-07 00:24)
こんにちは。ブドウの棚の下でいただく家庭料理、とても美味しそうですね。
サムサが食べたくなりました。^^
miffyさんのおかげで、すっかりウズベキスタン通になりました。(*^^)v
カレンダーのご紹介もありがとうございます。m(_ _)m
by noie (2008-12-07 15:12)
すごい建造物ですね~!!
ウズベキスタン、全然知らない国でしたが、miffyさんのブログで写真も見れて、
ほほう~っという感じです!笑
by ユミ (2008-12-07 19:18)
マントウってシューマイににたような物かな?
いつでもメロン&スイカうらやましいw
by トーマ (2008-12-07 21:00)
厳かな雰囲気の中、もーきちくんの姿が
ほっとさせてくれますv
前菜のきゅうりとトマトって、カットしないで
出てくるんですね(^_^;)
by pica (2008-12-08 00:30)
こんにちは。scoskiです。
とても立派なお墓で、厳粛な気持ちになります~。
お墓を開いたら本当に災いが起こったなんて、恐ろしいですね…!
世の中には不思議な出来事が色々起こるものなのですね。
家庭的なお料理が美味しそうです。
by skimble (2008-12-08 13:27)
こんにちは〜。
ご無沙汰してます。
Macの調子が悪いので、会社からです〜。
(あ、おべんと食べながらですよ。サボってません。笑)
遡って拝見させていただきましたが、
ウズベキスタン、素敵な所ですね。
こういう美しい建造物が、いつまでも残るといいです。
お酒の数で兵の数を確認というのは、なんと頭のいいアイデアでしょう〜。
それなら大抵の人は列に並びそうです。笑
このページの中の、猫のいる写真いいですね〜。
あと、お食事されたお庭も、お料理も素敵です。
by popoki (2008-12-09 07:45)
立派なお墓に見入ってしまいました。
家庭料理美味しそう♪
5000nice!を踏んでくださりありがとうございます。
ありがとうカードとささやかな記念品をお送りしたいと思います。
また、改めてご連絡させていただきますね。
by caritas (2008-12-09 10:29)
墓石を運んだり開けたりして起こった出来事は祟りなんですかね。
by たかぼん (2008-12-09 11:01)
・・・ふーみんさま・・・
お返事遅くなってすみませんでした((。´・ω・)。´_ _))ペコ
サムサは釜で焼いたパイです。
http://martierra.blog.so-net.ne.jp/2008-09-10を見ていただくとどんな風に作るのかがご覧になれます。
ホームステイではなく普通のツアーなんですよ。
最近のツアーは家庭訪問をしたり、現地でしかできないような事を体験するというのが多くなってきました。
今回は9人と参加者も少なかったので、いろいろとわがままを聞いてもらえたみたいです。
・・・kiko1578さま・・・
イスラムの国は偶像を認めてないので、どこも同じような植物文様のモザイクになってしまいますね^^;
ウズベキスタンの一般の人が食べるものなので、飾り気はないですがとても美味しかったです。
・・・blumeさま・・・
丸ごとのお肉を調理するにはあれくらい大きな調理台が必要みたいです。
遺骸を敵から守る為には3mでは足りないくらいかもしれないですね。
・・・xml_xslさま・・・
niceありがとうございます
・・・charikoさま・・・
グリ・アミール廟も1996年に修復をすませたばかりなので、煌びやかでした。
お墓に関するミステリアスなお話はいろいろな国でありますよね。
廟の中は怖いというよりも厳かな感じでした。
ムボロさんのお宅はお店として営業してるのではなくお願いすればお食事させてくれるのだそうです。
私たち以外はヨーロッパの方ばかりでしたが、みなさん家庭料理を喜んでました。
飾り気はないですが、お味は抜群でした。
たくさんのお土産をありがとうございました。
ブラウニー確かに甘かったですが美味しかったです~
by miffy (2008-12-09 15:12)
・・・エイジさま・・・
niceありがとうございます
・・・ハイマンさま・・・
ぱっと見たときはこれで足りるのかなと思ったんですが、お腹いっぱいになりました(笑)
素朴な食事でしたが、どれも美味しかったです。
・・・ローズパイが好きならおうさま・・・
niceありがとうございます
・・・ぴーすけ君さま・・・
廟の内部は1996年に修復したばかりです。
どこを見ても豪華で素晴らしかったです。
・・・とりさま・・・
面白いのがお賽銭を入れる人がいるからか底に「お金を入れないで下さい」と書いてあるんです。
ここは中庭で自然光だったので、料理が綺麗に写せたみたいですね。
by miffy (2008-12-09 15:19)
・・・sakさま・・・
怨念なのか後ろめたい気持ちがそうさせたのかわかりませんが、お墓にまつわるミステリーは多いですよね。
金で豪華に飾られた廟の内部はとても美しかったです。
・・・あつこさま・・・
最近は現地の家庭にお邪魔して、家庭料理やお茶をいただくというツアーが多いんですよ。
普通の旅行ではみなさん満足しないんでしょうね。
現地のガイドさんが融通の利く人でいろいろとわがままを聞いてもらいました。
ウズベキスタンは夏は雨はほとんど降らないみたいです。
一度、サマルカンドのバザールで雨が降ってきたら現地のガイドさんがすっごく驚いてました。
・・・MOCOMOCOさま・・・
英雄のお墓は立派なものが多いですね~
廟の中はかなり暗くてコンデジではこれくらいが限界でした。
豪華ではないですが、現地の人が普通に食べているものを食べることができたのでうれしかったです。
・・・いとちゃんさま・・・
王の威厳を保つためには立派なものを用意しないといけないんでしょうね~
偶然かもしれませんが、本当に災いが起きちゃうんですから怖いですよね^^;
・・・Raeさま・・・
サイドバーの肉球嵌っちゃうでしょう~
3種類の泣き声を全部聞きたくてついつい何度も押してしまうんですよね^^;
権力者のお墓は素晴らしいものが多いですよね。
ここも1996年に修復したばかりなので、どこも煌びやかでした~
ムボロさんのお宅、とっても素敵でした。
最近は現地の家庭にお邪魔するツアーが増えてるんですよ~
by miffy (2008-12-09 16:03)
・・・くらいふさま・・・
niceありがとうございます
・・・花火師さま・・・
そうですね~
写真で見るよりも実物はもっと素晴らしいですよ^^
日本人向けに味を変えてない現地のお料理もぜひ味わっていただきたいと思います。
・・・マロンさま・・・
・・・takemoviesさま・・・
niceありがとうございます
・・・noieさま・・・
ブドウ棚のある中庭はシルクロードの雰囲気がいっぱいでした。
先生の作るサムサ食べてみたいです~
by miffy (2008-12-09 16:28)
・・・naonaoさま・・・
・・・Krauseさま・・・
・・・ギルバート明子さま・・・
niceありがとうございます
・・・ユミさま・・・
遮るものがないからでしょうか、余計に建造物が大きく見えました。
ウズベキスタン素敵な国ですので、たくさんの人に素晴らしさを知って欲しいと思ってるんです^^
・・・トーマさま・・・
マントウは肉まんの小さいものって感じですから、シューマイってピッタリかも^^
メロン&スイカは夏の定番デザートみたいでした。
by miffy (2008-12-09 16:36)
・・・julesさま・・・
・・・miyokoさま・・・
niceありがとうございます
・・・picaさま・・・
和み系のもーきちさんと一緒の旅、今回で2度目ですがとっても楽しいです^^
キュウリやトマトだけでなくニンニクやニンジンも丸ごと出てきました(笑)
・・・scoskiさま・・・
墓石しかないのですが、廟の中は神秘的な雰囲気が漂っていました。
偶然にしても実際に災いが起こるなんてとっても不思議ですよね。
お墓に関するミステリーはいろいろとありますが、祟られなくて良かったです^^;
・・・ka_naさま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2008-12-09 16:45)
・・・popokiさま・・・
お久しぶりです~
過去記事まで遡って拝見していただいてniceまでいただきありがとうございます^^
ウズベキスタンは旧ソ連圏の中でも治安もいいし、見所もたくさんある素敵な所でした。
現地のガイドさんのお話なのでどこまでが本当なのかわかりませんが、お酒に関する逸話はたくさんありますよね。
面白いのはこの入れ物の底に「お金を入れないで下さい」と書いてあったんですよ~
どの猫ちゃんもとってもかわいいですよね^^
・・・caritasさま・・・
ウズベキスタンの家庭料理は中華とアラブをミックスしたようなお料理で、見た目は素朴で、日本人にも食べやすい味だと思います。
ただ、綿実油を使ってるのでお腹の弱い人はあまり食べると体調が悪くなるかもですね。
いつもありがとうございます。
カード楽しみにお待ちしています~
・・・たねさま・・・
niceありがとうございます
・・・たかぼんさま・・・
祟りなのか偶然なのかはわかりませんが、不思議な出来事って起こるんですね~
by miffy (2008-12-09 17:06)
内部は黄金色ですか?と~っても煌びやかですね。
お食事が美味しそう!
by ミカチ (2008-12-09 18:42)
・・・tasuchanさま・・・
・・・miiyaさま・・・
niceありがとうございます
・・・ミカチさま・・・
ここの内部も金を使って修復されたそうです。
照明が暗いのであまり目立ちませんが黄金の世界でした^^
・・・yamagatnさま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2008-12-10 17:40)
この廟もイスラミックパターンが見事ですね。
壁面にあるコーランのアラビア文字の装飾も
ほんときれいに残ってますねー。
それにしてもウズベキスタンのモスクや廟でも
内部の撮影規制がゆるそうで撮り放題ですね~。
by くろた (2008-12-15 11:09)
・・・yukikazeさま・・・
・・・さとふみさま・・・
niceありがとうございます
・・・くろたさま・・・
ウズベキスタンのモスクは観光客が見学できるものはほとんどモスクとしては使われてないみたいです。
写真撮影についてはフラッシュもOKでした。
by miffy (2008-12-15 18:02)
ご無沙汰してすみませーーん人( ̄ω ̄;)
さすが“支配者の墓”ゴージャスですね☆
やっぱりウズベクの建物、ステキだーー(≧∇≦)
お酒の量で戦死者を測るというのはすごいですね(゚ー゚;A
そして、予言どおりに災いが起こるというのはコワいですね(/ω\)
二度と開かないようにするのが一番です!!
ムボロさん宅、ステキですね♪お食事もおいしそう(*"ー"*)♪
キャベツ入りのサモサ、“おやき”と似ている気がします(*´艸`*)
by カトリーヌ (2008-12-27 13:01)
・・・カトリーヌさま・・・
ティムールの墓所も独立後、金を使って修復したそうで、煌びやかでした。
英雄の墓をあばくと災いが起きるというのはよく聞く話しですが、とっても不思議ですよね。
ムボロさんのお宅のお料理どれもとても美味しかったです。
サモサは中東だけでなくアフリカにもあるんですが、ルーツはどこなんでしょうね~
by miffy (2008-12-28 19:02)