チュニジア旅行 カルタゴ

 

2007年3月15日から23日までチュニジアに行ってきました。
チュニジアと聞いてもどこかわからない人の方が多いかもしれませんね。カルタゴと言えばわかる人もいるのでは？
アフリカでありながらどこかイタリアの田舎町のような雰囲気のする国でした。
前に行ったエジプトやモロッコのようにしつこい物売りも物乞いもいなくて、観光客をだましてはいけないという国の方針の為か皆親切でした。
15日14時成田発のアリタリア航でミラノを経由してチュニスへ

次の朝チュニスのﾎﾃﾙから見た風景。遠くに見える建物は映画スターウォーズで見たような・・・
最初の観光は世界遺産カルタゴ遺跡へ

ビュルサの丘というカルタゴの中心だった場所。
レバノンから逃げてきたフェニキアの王女エリッサが現地人からビュルサ（牛の皮）1枚分の土地を譲ると言われて、皮を細く切り裂いて紐を作り、その紐で囲った土地を獲得したことからビュルサと名づけられたとか・・・

 

フェニキアの建物跡。
ローマ軍が攻め落としたときに全て壊してその上に新しい街を築いたために土台のみが残っていた。

タニト神というカルタゴの天と豊穣の神の聖域でトフェと呼ばれる場所。
見たとおりのお墓です。
伝説では都市の繁栄や戦争の勝利祈願のために捧げられた幼児のお墓だということだった。

これはローマ時代のｱﾝﾄﾆﾇｽの共同浴場跡。2世紀に建てられたもので広大な公共浴場だったそうだ。
海の近くでとてもいいロケーションにある為かこの遺跡の隣に大統領官邸があり、銃を持った人が警備していて、カメラを向けるだけで没収されるという事で、写真が撮れなかった(- -)

カルタゴ遺跡

つづく